酸性縮毛矯正&打ち合わせ&講習会

今週の月曜日と火曜日は連休でした。

そのうち、月曜日はアズテックという金沢の美容メーカーの打ち合わせに行ってきました。

10月に講習会をする予定ですが、その内容は画期的な酸性縮毛矯正についてです。

9月から本格的にL&M hairも導入した縮毛矯正です。

これまでの縮毛矯正はアルカリ性でした(基本的に、パーマ・カラーもアルカリ性です※一部、中性・酸性の薬があります)

というのも、髪はキューティクルという髪をガードする魚のウロコのようなもので守られています。

そのウロコのようなものは、酸性ですと髪に沿うようにピタッと張り付いていることで、パーマやカラーが浸透していきません。

アルカリ性にする事で、松ぼっくりの様にキューティクルが逆立つので、パーマやカラーが浸透していきます。

ただし、キューティクルが逆立っていると中の栄養分や水分が流れやすい状態になります。

ですので、髪と同じ弱酸性の薬剤を使用することで、髪のダメージを最小限にとどめる事ができます。

しかし、これまでも酸性の薬剤はありましたが、先程の説明にあるようにクセが伸びづらく強いクセ毛に対しては使えなかったのです。

それに対し今回の酸性縮毛矯正は強いクセにも対応した事が、画期的な点なのです。

富山ではいち早くL&M hairでこの酸性縮毛矯正が施術できます。

酸性でできるこの縮毛矯正は、縮毛矯正に革命を起こすかもしれません。

ちなみに、同業者(理容師・美容師・美容ディーラー)の方で興味がある方は10月28日の講習会にご参加下さい。

講習会連絡:アズテックお問い合わせ

縮毛矯正

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軟毛で多毛。

うねりが強く、広がりやすい髪質のクセ。

薬剤:PM11

おかん

 

ホームページについて

ここ最近一部のお客様から、L&M hairのホームページが見れないということがありました。

調査の結果、L&M hairのログインIDとパスワードが解読され、別のサイトに飛ぶようになっていました。

一部のお客様からウィルスの感染も聞かれましたが、ウィルスには感染していませんでした。

今後このようなことがないようセキュリティーを強化しましたので、ご安心下さい。

今回の事でお客様にはご迷惑とご心配をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

L&M hair

 

縮毛矯正 施術例

ビフォアー

ビフォアー
アフター

アフター

以前のブログで書きましたが、チオとシステアミンという2種類の還元剤を配合した薬剤を使用することで、柔らかさが出てますが、L&M hairではアイロン前のブローにも工夫がされています。

クセの強さや髪質にもよりますが、フルウェットからブローをすることで、ブローでクセを伸ばすようにしています。

ブローに重点を置いているのでアイロンはストレートを固定するために使用するので、髪の熱変性をできるだけ抑える事ができるのです。

薬剤も重要ですが、縮毛矯正の工程も重要です。

使用薬剤:PM11+PM7

ソルトシ

パーマの施術例

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年配のお客様で、ショートのパーマスタイルです。

トップのボリューム感とスタイルにメリハリを出す為、前髪と襟足には、パーマはかけていません。

後ろに流すように乾かすだけで、スタイリング剤は使用していません。

使用薬剤:PM9・PM7

ソルトシ

ボブスタイル 縮毛矯正

ビフォアー
ビフォアー
アフター
アフター

 

ボブスタイルの縮毛矯正は丸みを少し残しつつ、自然なまとまり感のある柔らかい感じの縮毛矯正になっています。

使用薬剤:PM7+PM11

担当:おかん

メンズパーマ

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顔周りと襟足はあえてパーマをかけないで、トップとサイドと後頭部に動きをつけるためにパーマをかけました。

PMシリーズはジェル状の薬もあるので、毛先の動きをつけたい所だけに先に薬を塗布して、根元にボリュームを出さないようにかけています。

使用薬剤:PM7+PM9L

縮毛矯正

 

ビフォアー

ビフォアー

 

 

 

アフター

アフター

L&M hairでは、瑞々しい潤い感と思わず触りたくなるようなツヤ感のある縮毛矯正を提案させていただいております。

使用薬剤:PM7+PM11

担当:おかん

水の銅イオン?

最近お客様に聞かれたのが、CMで言っている銅イオンが髪に悪いって本当ですか?っという質問でした(途中が難しい場合は、最後に自分なりの答えは書いてあります)

まぁ、色々な情報やダメージなどがこれまでも出てきましたが、水の中の銅イオンというのはまたすごい所を持ってきたなと思いました f(^^;)

確かに、金属イオンというのは髪に吸着しても、髪にとってはあまり良い質感ではありません。

銅というのはミネラルの一種ですが、ミネラルには他にもカルシウムやマグネシウム等があります。

ミネラルは肌に良いものもありますし、飲んで良いものもあります(こちらも種類や量によりますね…)

しかし、髪の場合ミネラルを多く吸着させるとゴワツキが出ます。

ただし、人によってはハリコシが出たと感じる人もいるかもしれませんが…

では、銅イオンを除去するのは非常に有効かということですが、水の中には主にナトリウムイオン,カリウムイオン,マグネシウムイオン,カルシウムイオンがあり、その他に塩化物イオン,硝酸イオン,硫酸イオン,炭酸水素イオンなども微量にあります。

さて、髪のダメージにもよりますが、一番多く吸着するものがカルシウムでその次がマグネシウムです。

あれ?っと思った人もいるかもしれませんね。

そうです、銅イオンのに関しては、まず水道水に微量にしか存在していないし、仮に気をつけるとしたらカルシウムやマグネシウムを気をつけた方が良いのです。

また、当然カルシウムやマグネシウム等の金属イオンが水の中に多く存在すると、ゴワツキなどの問題もありますが、シャンプー等の商品のパフォーマンスが落ちるので、キレート作用と言う金属イオンを封鎖する成分を入れてあります。

ですので、最初の質問の自分なりの答えですが、銅イオンはそれほど気にしなくても問題ないレベルで、更に銅イオンを含めた金属イオンを封鎖するキレート剤は、通常どのシャンプーにも配合されている(カルシウムやマグネシウムを除去するのに、α-ヒドロキシ酸やエデト酸等を使用しますが、ここでは難しくなるので省きます)

ということで、銅イオンを気にするよりだけでは、髪は良くならないですし、サロンでよく言っている洗浄成分など他に気をつけることのほうが重要ですし、髪には良いと思います(^^)