今回は、先日新規でご来店いただいたお客様の画像です。
タイトルにもあるようにビビリという状態ですが、みなさんはご存知でしょうか?
ビビリという状態は、髪の毛が傷みすぎてジリジリになってしまう状態です。
今回の新規の方はカラーと縮毛矯正を定期的にしていたのですが、前回の縮毛矯正の際にビビリになったそうです。
縮毛矯正は、サロン施術の中でも難しい難しい部類に入ります。
ビフォアーの画像は、カットしてしまった後なので分かりづらいのですが、お客様のご来店の状態は、髪の毛先がスカスカにすいてありました。
スカスカの毛先では、薬剤の選定ミスやアイロン操作によっては、簡単にビビリになってしまいます。
ビビリにも、軽いビビリや酷い状態のビビリなど種類がありますが、基本的には治りません。
ある程度状態を良好にする(言葉は悪いですが、ごまかしや少しマシにするといった具合です)程度にしかなりません。
しかも、毛先がスカスカで厚みがないとまた同じような状態になりやすいし、修正時の薬剤やアイロンに耐えれないこともあるので、毛先をある程度カットしなければなりません。
今回のお客様はトップ等は長さがあったので、トップを切ることで表面のビビリはある程度無くなったのですが、顔回りとネープは長さがなかったのでビビリ修正も出来ませんでした(この部分は徐々にカットして厚みが出来た状態で修正する事で了承していただきました)
アフターを見ていただくとビビリが修正されていますが、これもホームケアやヘアケア方法で戻ることもあります。
ビビリはなってしまうと本当に大変なので、カットの仕方(軽さや段の入れ具合など)やカラー・縮毛矯正の周期など、スタイリストとよく相談してビビリにならないようにする事が重要です。